主人公のハーヴェイ・ミルク氏(ショーン・ペン)が実在していた70年代の後半、不肖Yoshioはすでにカリフォルニアに住んでいました。
だのに、ハーヴェイ・ミルク氏の偉業と暗殺さえも知らなかった自分が不本意でなりません。
当時ロスやシスコのライブハウスでは、今やアメリカ音楽界の重鎮となってしまったシンガーソングライターたちの初々しい演奏が観られた良い時代でありました。
ゲイ、ストレートに関わらず、はじめて会った人と握手をする感覚でセックスをするような世相でもありました。
同性愛者であるがゆえに、アパートが借りられなかったり、仕事を解雇されたり、精神病院に入れられたり、暴行を受けたり、果ては殺されたり、不当な裁判の判決がなされたり、今ではとうてい考えられない差別がまかり通る時代であった事も改めてこの作品で認識した次第です。
当時の実写が50%を占めるこの作品。わさ坊が崇拝(?)するガス・ヴァン・サント監督のセンスとミルク氏を演じたショーン・ペンさんの銀幕に映った仕草に始終脱帽でございました。
今月、リベラルなオバマ大統領の大統領就任式で、コンサバのオレンジ郡のウォーレン牧師がお祈りを捧げる時代となった2009年、お互いの違いをを受け入れるおおらかさと、思想信条の自由が脅かされる事がない事を祈ります。
Yoshio
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