消えた。ある日突然 ラジオからカントリーミュージックが消えた...
KZLA(FM 93.9)はロサンゼルス市にたったひとつのカントリーFMラジオ局でした。わたしは過去10数年間、ほぼ毎日仕事の行き帰り、渋滞のフリーウェイで、このラジオステーションを聞いてきたのです。Dixie Chicksも、 Rascal Flattsも、Nickle Creekも、Keith Urbanも、初めて聴いたのはみんなこのKZLAからでした。
ところが、8月の終わり、何の前触れも説明も無く、「私の KZLA」は突然Black Eyed Peasなどのヒップホップやダンスを流し始め、もう二度とカントリーをかけなくなってしまったのです。毎朝一緒に学校に行っていた太郎君の家に迎えに行ったらお家がもぬけの殻だった、そんな感じで、正直言ってかなりショックでした。
ロサンゼルスは人種の坩堝、小数民族が半数を占める都会、カントリーは田舎の白人の音楽、そんな風に言うハリウッドエンタメ業界の人もおります。でも事実、Tim McGraw とFaith Hill がハリウッドのStaples Center(ステープルズ・センター)でのコンサートをSold Outにしたばかりです。カントリーミュージックをあなどるなかれ。
わたしの個人的な見解では、CSN&Yも、 Eaglesも、James Taylorも、Jackson Browneも、Joni Mitchellも、Dan Fogelbergも、広い意味で、一度は、あるいは今も、どこかはカントリーなのです。
ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスにカントリーラジオ局が一局も無いなんてさびしすぎると思うのはわたしだけではないはず...。
アキコ・M・ ウッド(2006年10月26日 ロサンゼルス)
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